これは、須藤凜々花のフィンランド・ミラクルである。それでこそ、りりぽんだ。いやぁ、面白い。20位おめでとう。

りりぽんが、20位になり、そして、結婚宣言をした。

全肯定を、私はしたい。

いや、する。

りりぽんの、大勝利である。

ただ、りりぽんの結婚宣言に対する朱里の批判、そして、なぁちゃんのスキャンダルメンに対する批判は、非常に良かった、小気味よかった。

あそこできちんと批判できる、朱里の感性は、大変素晴らしい。

そして、なぁちゃんのスキャンダルメン、すなわち、さっし―に対するアンチテーゼは、大変素晴らしい。

なぜなら、既にスキャンダルがさっし―2連覇によって許容されていた状況に対する、

そして、勝ち逃げを図っているさっし―に対する、強烈なアンチテーゼであるからだ。

ストイックなるものを王道、エピクロスなるものを覇道と定義すれば、今年の総選挙のテーマは、明らかに、王道と覇道との戦いである。

まゆゆとさっし―は、総選挙への出馬が今年が最後と宣言していた。

だからこそ、フジテレビは、まゆゆさっしーという構図を前面に押し出していた。

ただそうした構図は、表のテーマにすぎない。

裏のテーマは、第1回の選抜総選挙から連綿と続く、王道対覇道であったのだ。

 そして、りりぽんは、王道まゆゆ覇道さっしーという裏テーマを、渾身の力で、えげつなく、掘り返したのだ。

 優子のFuck動画は、気にする必要がない。

あれは、ただの酔っぱらい動画だから。

りりぽんが今まで、我々に見せてくれた数々の奇跡は、今回の結婚報告によって、消えることは無い。

むしろ、スキャンダルメンによる、りりぽんへの批判こそ、恥を知るべきである。

私は、全面的に、りりぽんを擁護する。

今回の結婚報告は、フィンランド・ミラクルのセンターを務める者の宿命といってよい。

りりぽん、辞めるなよ。